使用できる規格サイズ
安く効果的に宣伝ができる方法として、のぼり旗はよく活用されています。
飲食店はもちろん、不動産やイベント会場、公共施設など
アイデアによって実に幅広く使えるというのがメリットです。
基本的に製作に関しては難しいことはありませんが、
どのぐらいのこだわりを持つかによって、考えておきたいことは
いくつかあります。
のぼり旗の制作においては、通常、レギュラーサイズと呼ばれるw600mmxh1,800mm、
チチ数で上部3ヵ所、サイド5ヵ所のものが多く利用されています。
しかし、より集客を図りたい場合などではオリジナルでの制作を依頼することもあり、
この場合、一般的には定番サイズからのオーダーがほとんどとなっています。
タイプとしては、wが450mm、600mm、700mm、h1,800mmとなるのぼり旗、
w900mmxh2,700mm、w1,000mmxh3,000となる大型のぼり旗があり、
ここでの寸法内においてカットをし、ミシンなどにより制作をすることになります。
ミシンの歴史|日本へ伝わったのはいつ?
世界経済はますますグローバル化しており、国境を越えてさまざまな文化やファッションが輸出入されています。
服飾には欠かせないアイテムであるミシンの歴史を遡ると、日本に初めてのミシンが登場したのは
1854年(安政元年)と言われているのです。
諸説ある中でも有力な説は、1854年に歴史上有名な黒船を率いて来日したペリー艦隊が
横浜に最来港した時に、第十三代将軍家定に献上された「SEWINGMACHINE」が
日本に初めてもたらされたミシンであると言われています。
この献上品は将軍の夫人である敬子(すみこ)に献上されたとも言われていますが、
実際には徳川家定への献上品で日本に持ち込まれたのです。
その頃のアメリカではミシンがようやく商品化された次期であり、ペリー提督は
翻刻の中でも最新流行の高価な品をプレゼントしたのです。
江戸幕府はその後勝海舟の指揮の下に1860年に遣米使節を送っており、その時の通訳として
同行したジョン万次郎が土産として写真機とミシンを持ち帰ったと言われています。
のぼり旗をオーダーメイドする
オリジナルのぼり旗は、業者側が提供する形状を利用することでも作ることができます。
業者は、オリジナルのぼり旗として定番となる形を提供しており、1から手掛けるのに比べ
リーズナブルな費用で制作をすることができるようになっています。
提供されているオリジナルタイプとしては、代表的なものとして、スウィングバー、
ミニのぼり、Pバナー/Fバナー、ストリートフラッグがあります。
それぞれに定められた規格があり、例えば、スウィングバーの場合、w390mmxh1,440mm、
w660mmではh1,840mm、2,640mm、w860mmではh2,640mm、3,540mm、
w960mmではhが3,540mmとなっています。
オリジナルのぼり旗は、業者によっても対応が異なり、形状によってはオーダーができない場合もあります。
そのために、事前に確認をし、制作が可能かどうか十分に打合せを行った上で依頼をする必要があります。