場所を知らせるために効果的
場所を知らせるために使われる宣伝用グッズとして、のぼり旗はおなじみなのではないでしょうか。
店のそばに数本並べられていると、遠目にも「あそこが目的の場所だ」とわかるからです。
そのため、ショッピングモールや、飲食店がよく使うイメージがあるでしょう。
ただ、のぼり旗が特定の場所を知らせるために使えるという特徴を考えると、
他にもたくさんの使い道が見つかります。
例えば、試験会場の場所を知らせたい時に、入口やその周辺にのぼり旗を立てておけば、
ここが試験会場であることがたいていの人にわかるでしょう。
試験の場所を教えるのぼり旗は、新商品の案内やサービスの提供を盛り込んだ内容とは異なり、
場所をより強調して作成するのが効果的です。したがって、経済効果を狙って作成された旗に比べると、
単に会場の場所を知らせる素っ気ないのぼり旗に出来上がると考えられます。
とはいうものの場所さえわかれば、のぼり旗に期待する役目は立派に果たしてくれますし、
費用も抑えられて一石二鳥です。写真やキャッチコピーなどは必要なく、とりあえず場所が分かるように
最低限の文字や情報を入れるだけで済み、経費削減に一役買ってくれるでしょう。
順路の案内に使うことで人件費削減効果も
他にも、のぼり旗を順路表示として活用するという方法もあります。
先述した試験会場の場所を知らせる場合を例にとると、最寄駅からどうやって
会場に行けばいいかわからない場合、道なりに点々と旗を立てておくことで、
こちらに進めばいいのだと分かってもらえるからです。
よりはっきりと分かってもらうには、のぼり旗に地図を描いておいたり、
設置場所のそれぞれに、ここからどう行けばいいのかを記すという手もあります。
とはいえ、特定の場所から順路表示をすると間違いが生じる可能性もありますので、
どこから行ってもわかるように、矢印だけを入れて順路表示をするのがおすすめです。
のぼり旗なら雨の日も晴れの日も、そして朝から晩まで文句ひとつ言わずに
多くの人を目的の場所へといざなってくれます。何度も使う機会があるのなら、
そのたびに出してきて活用することが可能で、費用対効果も高いでしょう。
目指す場所へたどり着くためにはどう行けばいいのかを教える、
いわゆる順路を知らせるための人手が必要ないとなれば、長い目で見ると
人件費を浮かすことができるでしょう。
何度も使えるものですので、斬新なアイデアでのぼり旗の活用を考えてみるのもおすすめです。